現場の看護師のリーダーである専門看護師

看護ケアを極める「専門看護師」

看護ケアを極める「専門看護師」

専門看護師は認定看護師と間違われることが多いのですが、日本看護協会によって認定される資格のひとつです。以下に専門看護師について詳しくご説明します。

専門看護師とは

専門看護師とは

専門看護師になるには、認定看護師と同じく日本看護協会により認定を受ける必要があります。専門看護師は患者やその家族、または集団に対して一定の水準以上の質の高い看護ケアを提供するために専門的知識やスキルを学び深め、医療福祉や保健分野の躍進に貢献し看護学の進展を図ります。

専門看護師の役割

門看護師の役割

専門看護師の役割には、「教育」「相談」「調整」「実践」「倫理研究」「提供」という役割があります。「教育」は、看護師を対象に看護ケアの質向上の教育的な役割を行うこと。「相談」は、看護師に対するコンサルテーション。「調整」は、患者のニーズに合わせた看護ケアがスムーズに実施できるように、保健や医療福祉に関わる医療従事者の調整を行うこと。「実践」は、患者やその家族、病棟に入院している集団に対して高度な看護ケアを実践すること。また「倫理研究」は、患者や家族、集団の権利を侵されないように、倫理的問題や患者の心理に潜む葛藤などの問題解決を図ったりすること。「提供」は、専門知識やスキルアップのために臨床などの実習で研究活動を行うことを役割とされています。

専門看護師の仕事内容

専門看護師の仕事内容

専門看護師は、精神看護、がん看護、地域看護、老人看護、小児看護、母性看護、成人看護、クリティカルケア看護、感染看護という9つの分野に分かれています。そして仕事内容はその専門分野ごとで違います。
例えば精神看護の専門看護師の場合には、患者本人とのやりとりだけではなく患者の家族とのやりとりも重要となります。精神疾患は、患者本人が不安を感じているのと同じように家族にも不安があります。その為、どのように接して良いかがわからず二次被害を生んでしまう可能性もあるのです。逆に家族の愛に包まれることで劇的に回復することもあるので、そのパイプ役として包容力と強い心を持って患者と家族を守る必要があります。
専門看護師は特定の分野の専門家であるということが公に認められています。そのため周囲からの信頼度は高く、この点が一般の看護師と大きく異なる点です。専門看護師になると若手看護師の育成を任されるほか、現場の看護師のリーダーとして動きます。一般の看護師であれば長年勤めることで役職に就くことができますが専門看護師になれば早くから現場のリーダーとして活躍する事ができます。

看護学生に知って欲しい

  • 新しい職場が決まってもそこで終わりではありません。新しい職場でうまくやっていく為には気をつけなければならない事があります。それはあいさつです。これはコミュニケーションの基本です。これが出来ない人は絶対にうまくいかないでしょう。次に周りの人の名前と顔を覚えましょう。そして、新しい職場のルールも早めに覚えるようにしましょう。

  • 看護師のキャリアアップは役職を上げていく方法と、資格を取得して特定分野のスペシャリストになる方法があります。大学病院など大きな病院の看護師長になれば、100人以上の部下を抱えることもあります。また、特定分野のスペシャリストである認定看護師等は、高度な看護を必要とする病院や施設からの需要も高いです。また、スキルアップに特化することも1つの方法です。

  • インターネットが普及した現代では、医療の世界でもIT化が進んでいます。少し前まではカルテも手書きが多かったのですが、今は電子カルテを使用している病院も増えました。今まで看護師にはパソコンを使うスキルは必要ありませんでしたが、現代の看護師には必然的に必要なスキルとなっています。パソコンスキルをに身につけたいのであればパソコンスクールに通うのも1つの方法です。