転職が決まると新しい職場での看護師生活が始まります。入職して初めのうちはやることが山積みで忙しくなるでしょう。しかしそんな忙しさにも負けずに今後の良好な職場生活のためにやっておくべきことがあります。ここではそのやっておくべきことについて説明していきます。
基本中の基本ですが何より大切なものは「あいさつ」です。特に初日は、初めて顔を合わせるスタッフばかりなので、必ずあいさつをすることになると思います。その際には、業務の邪魔にならないよう気を配りながらも簡潔に自己紹介やこれまでの経歴、今後の自身の抱負等を伝えるようにしましょう。第一印象は大切ですので元気よく行うことも重要です。最初のあいさつだけでなく、当然ですが日々のあいさつもとても大切です。出勤時と帰宅時にはその場にいるスタッフに特に明るくあいさつしましょう。明るく元気なあいさつを心がければ、それだけで新しい職場の雰囲気も良好になるでしょう。
これは看護師に限ったことではありませんが、入職後、最初にやるべきことは他のスタッフの顔と名前をいち早く覚えることです。他にも覚えることがたくさんある中、スタッフ一人ひとりの顔と名前を覚えるのは簡単なことではありません。しかし、いざというときにパッと相手の名前が出てこないのはとても失礼です。逆に早めに覚えていると相手にとってはとても印象が良くなり、相手もまたしっかりと自分を覚えてくれることになります。お勧めの方法は、職場の座席表を入手して業務の合間に座席表を見ながら頭の中で顔と名前を当てはめていく方法です。
同じ病院でも所属する科によってそれぞれのルールがあります。わかりやすく文書として明確になっているルールもありますが、現場で先輩看護師を見ながら何となく身についていくルールもあります。このようなルールを覚えておくことで未然にミスを防ぐことが出来ます。分からないことや疑問に思ったことは、そのままにしないで同じ職場のスタッフに確認して早めに覚えるようにしましょう。
例えば電話応対の方法や休憩の取り方、あいさつの仕方など細かな行動も観察して、そこにルールがあるのか無いのかを確認すると良いでしょう。覚えたことや聞いたことはすぐにメモするようにしておきましょう。そして周囲のスタッフには積極的に話しかけましょう。あいさつや質問は距離を縮める良いきっかけになります。周りのスタッフとコミュニケーションがとれれば自然と業務やルールも覚えやすくなります。
新しい職場が決まってもそこで終わりではありません。新しい職場でうまくやっていく為には気をつけなければならない事があります。それはあいさつです。これはコミュニケーションの基本です。これが出来ない人は絶対にうまくいかないでしょう。次に周りの人の名前と顔を覚えましょう。そして、新しい職場のルールも早めに覚えるようにしましょう。
看護師のキャリアアップは役職を上げていく方法と、資格を取得して特定分野のスペシャリストになる方法があります。大学病院など大きな病院の看護師長になれば、100人以上の部下を抱えることもあります。また、特定分野のスペシャリストである認定看護師等は、高度な看護を必要とする病院や施設からの需要も高いです。また、スキルアップに特化することも1つの方法です。
インターネットが普及した現代では、医療の世界でもIT化が進んでいます。少し前まではカルテも手書きが多かったのですが、今は電子カルテを使用している病院も増えました。今まで看護師にはパソコンを使うスキルは必要ありませんでしたが、現代の看護師には必然的に必要なスキルとなっています。パソコンスキルをに身につけたいのであればパソコンスクールに通うのも1つの方法です。